1丁目1番地

全国の1丁目1番地を探して

1丁目1番地#196 さいたま市浦和区高砂

(2020年訪問)

浦和区高砂はJR浦和駅の西側に位置する地域です。町域内には浦和駅伊勢丹浦和店といった駅周辺の商業施設、そして埼玉県庁やさいたま地裁といった公的機関など主要施設が多く立地していて、まさに浦和の中心的な街と言えそうです。

 

高砂一丁目1番は浦和駅のすぐ南西に位置しています。写真左側に写っているのが浦和駅のホームで、その近さが分かります。

街区は広くなく、ほぼ全域がこの朝日生命浦和ビルの敷地になっています。

 

ちょうど日光方面に向かう特急電車がやってきました。

1丁目1番地#195 さいたま市浦和区岸町

また久しぶりの更新になってしまいました。酷暑で不要不急の外出自粛を呼びかけられるほどの日が続いていますが、それでも青空を見ると街に繰り出したくなってしまうのが散歩好きの性分……なのでしょうか。といっても熱中症になってもいけないので、散歩するにしても早朝などの多少涼しい時間にしたいと思っています。

 

もう旬は過ぎてしまった(?)ニュースですが、少し前にマイナンバー関連で日本の住所の複雑さが話題になりました。私もこの「1丁目1番地」を最初なんとなくでスタートさせてしまいましたが、詳しくなるにつれて住所の複雑さを実感し、記事で扱う範囲についても悩むことがあります。

街区表示板が設置されている住居表示実施地区だけに絞ることも考えましたが、そもそも住居表示では本当は「1丁目1番地」ではなく「一丁目1番街区」。

また住居表示とほぼ同様の形式で地番ごと整理された町名地番整理地区は取り上げたい、でもこれがよく分からない。住居表示と違って法律で表示板の設置が義務付けられているわけではないので、町名を示すプレートがなんらか付いているところもあれば全く見当たらないところもあります。逆に地番が整理されていない4桁などの数字の地区でも街区表示板のようなプレートが設置されているところもあり、不思議がいっぱいです。

ということで、住居表示地区も地番地区もごちゃ混ぜという、とてもあいまいかつ大雑把なルールで運用していますが、どうか温かい目で見守っていただければと思います。

またそのうち特殊な住所を持つ町なども登場すると思いますので、お楽しみに。余力があれば住居表示の「一丁目1番街区」と地番の「一丁目1番地」を比較する、といった企画も考えたのですが、メインの記事ですら停滞している今ではなかなか厳しそうです。

昨年末で東京23区の住居表示実施地区の1丁目1番地を一応巡り終えたということを以前書きましたが、その後も神奈川・千葉・埼玉といった東京の隣県、そして旅先の大阪や神戸でも1丁目1番地巡りを進行中です。果てしないと思うとともに、まだまだよく知らない地域がたくさん広がっているということにワクワクしながら日々散歩しています。

どんどん溜まっていく一方で一体いつになったら記事の更新が追いつくのか分かりませんが、これからものんびりよろしくお願いします。

続きを読む

1丁目1番地#194 さいたま市南区南本町

京浜東北線武蔵野線が交わる南浦和駅。その駅の西側に位置するのが南本町(みなみほんちょう)です。

 

南本町一丁目1番は南浦和駅西口のロータリーになっています。奥に見えるのが駅舎です。

 

ロータリーは結構広く、緑も多くて綺麗な感じです。

 

乗り換え駅で利用者も多い南浦和ですが、ロータリーの立派さに比べて西口駅舎はこじんまりとした印象を受けます。

1丁目1番地#193 さいたま市南区文蔵

さいたま市南区文蔵は南浦和駅の南側に位置する地域で、「ぶぞう」と読む難読地名です。

余談ですが同じ漢字表記の居酒屋チェーンがあり、都内などでその店舗を見かけるたびにこの地域のことを思い出します。ただその居酒屋は「ぶんぞう」と読むそうです。埼玉県にも出店しているようで、南浦和にはないもののお隣の蕨駅近くにも店舗があるとか。

 

文蔵一丁目1番は町域の北端、最も南浦和駅寄りに位置し、駅まで徒歩3分といった距離です。

街区の全域が水深(みずぶか)公園の敷地になっていて、東側は線路に面しています。特にこのあたりの区間京浜東北線上野東京ライン湘南新宿ラインの三複線になっていて色とりどりな多くの電車が行き交うので、鉄道好きのお子さんにぴったりなスポットでしょう。

訪問当時も公園内では多くの子どもたちが遊んでいたので、撮影は控えめにしました。そのため掲載できる写真があまりありません(笑)

 

急いで撮ったため街区表示板がボケてしまっていますが、公園を反対側から見た様子。奥に線路があり、電車が通過するときは公園内からも見られます。

1丁目1番地#192 川口市芝富士

芝園町の北西にあるのが川口市芝富士(しばふじ)です。周辺には「芝」の付く町名が多いですが、これはかつてこのあたりが芝村だったことに由来します。またこの芝富士の「富士」については諸説あるようでよく分かりませんが、字面がなんとも渋くてかっこいい町名だと思います。

 

芝富士一丁目1番は芝園町との境界に位置します。写真左側の道路反対側が芝園町です。

 

国際興業バスの芝富士一丁目のバス停。蕨駅まで多くのバスが出ていて便利そうです。

この道路は蕨市との市境になっていて、写真右側は蕨市北町です。また奥にそびえ立つのが芝園団地です。

1丁目1番地#191 川口市芝園町

川口市芝園町(しばぞのちょう)。中国人をはじめとする多くの外国人が暮らし、多文化共生の取り組みなども盛んに行われていることで有名な芝園団地があります。

丁目はなく街区も1番から3番までしかありませんが、そのうち3番街区が広大な芝園団地となっていて、そこまで狭い町というわけでもありません。

 

芝園町1番は町域の南東端に位置します。「蕨駅西口陸橋下駐車場」とあるように、蕨駅西口からすぐの場所にあります。なおこの自転車等駐車場は蕨市の管轄のようで、写真真ん中に細く写っている禁煙看板も蕨市名義のものでした。

この陸橋は川口蕨陸橋といい、埼玉県道111号が京浜東北線などの線路を跨ぐものです。写っていませんが写真右側にJRの線路が通っています。またこの陸橋を挟んで北側(写真左奥側)も芝園町1番が続いていて、さらにその先に芝園団地があります。

西川口もそうでしたが、駅の近くに川口と蕨の市境があるので、そうした境界を意識して散策してみるのもまた面白いかもしれません。ただどちらの駅周辺も自治体の垣根を超えて一体的な町が形作られている、そんな印象を受けました。

1丁目1番地#190 蕨市北町

(2020年訪問)

蕨市北町(きたまち)もその名の通り蕨市北部に位置する地域です。町内には蕨市立病院や蕨高校などがあります。

南町は「みなみちょう」と読むのに対し、北町は「きたまち」なのがややこしいです。

 

塚越から再び蕨駅の西口側に戻り、北へ進んだすぐ先に北町一丁目1番があります。

街区の北東側は市境になっていて、すぐ隣に川口市芝園町1番があります。