1丁目1番地#58 港区西新橋
新橋の西側で港区西新橋。都営三田線内幸町駅の副駅名にも採用されているこの地名は、東新橋と同じく住居表示実施に合わせて生まれたものです。新橋・虎ノ門の中間に位置し霞が関にも近い立地で、オフィスビルや飲食店が立ち並ぶ地域です。
西新橋一丁目1は虎ノ門駅や霞ケ関駅近くの愛宕下通りに面する街区ですが、現在は再開発中で、街区全体が白い仮囲いで覆われていました。
再開発は1番街区全域だけでなく、隣接する4番街区にも跨った大規模なものです。「田村町」はこのあたりの旧町名ですが、こんなところに使われるものなんですね。
まだ一部建物が残っている4番街区。再開発によって街区が統合される場合は1番か4番どちらかは廃止されます。
ストリートビューでは現在も工事前の様子が見られます。この通りは時々使う東京駅と等々力を結ぶ東急バスの東98系統が通っているので、車窓から何気なく見ていたこのビルが一丁目1番だったこと、そしてもう無くなっていることに驚きました…。
1丁目1番地#57 港区新橋
サラリーマンの街と言われる新橋。ターミナルの新橋駅を中心にオフィスビルや飲食店が集積し、便利なだけでなく文化的にも興味深い地域です。近年近隣の汐留や虎ノ門などで再開発が盛んですが、この新橋でもニュー新橋ビル含む新橋西口一帯をはじめ、あちこちの再開発計画が動き始めています。
住所的には第一京浜の東側が東新橋、第一京浜と日比谷通りの間が新橋、日比谷通りの西側から愛宕通りまでが西新橋とされています。
新橋一丁目1は日比谷通りに面した都営三田線内幸町駅近くにあります。昨年11月に建て替えが完了したオフィスビル・日比谷ビルディングの住所は「新橋1-1-1」。
街区の東側は現在絶賛再開発中。かつては東電関連のビルが建っていたそうですが、NTT都市開発による新橋一丁目プロジェクトによって、再来年には27階建てのオフィスとホテルの複合ビルへと生まれ変わるようです。完成したらまた訪れたいですね。
1丁目1番地#55 港区三田
慶應義塾のお膝元、港区三田。行政町名としては一丁目から五丁目まで広い町域を持ち、最寄り駅も場所によって三田駅だけでなく赤羽橋、麻布十番、白金高輪、泉岳寺などさまざまです。
三田一丁目1は町域の北西端で、麻布十番駅のすぐ東側に位置します。写真奥の高層マンションをはじめ、このあたりのビルやマンションには最寄り駅の麻布十番の名が付けられていることが多いようです。
古川の一之橋東詰から始まる三田一丁目1番を、対岸にあたる西詰・麻布十番駅前の一の橋交差点側から見た構図です。奥の首都高の高架は都心環状線と目黒線が分岐する一ノ橋JCT*1で、ジャンクションの三角形の真下も三田一丁目1の一部になっています。
*1:「の」「ノ」「之」の表記揺れはそれぞれ交差点名、橋名、首都高の看板に合わせた