1丁目1番地

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1丁目1番地#59 文京区白山

西片の北に位置する文京区白山東洋大学をはじめ学校が多い文教地区で、白山駅周辺には賑やかな商店街もあります。地名はあじさい祭りで有名な白山神社に由来します。

 

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白山一丁目1は都営三田線春日駅白山駅のちょうど中間あたり、白山通りに面する街区です。春日から白山にかけての白山通り沿いはマンションがびっしり林立しています。

 

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賑やかにお店が立ち並ぶ白山駅周辺とは違った雰囲気です。文京区や港区、新宿区などは同じ町の中でも地形や交通によって街並みが多彩で、いろいろな表情を持っているのが面白いですね。

1丁目1番地#58 港区西新橋

新橋の西側で港区西新橋。都営三田線内幸町駅の副駅名にも採用されているこの地名は、東新橋と同じく住居表示実施に合わせて生まれたものです。新橋・虎ノ門の中間に位置し霞が関にも近い立地で、オフィスビルや飲食店が立ち並ぶ地域です。

 

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西新橋一丁目1は虎ノ門駅霞ケ関駅近くの愛宕下通りに面する街区ですが、現在は再開発中で、街区全体が白い仮囲いで覆われていました。

 

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再開発は1番街区全域だけでなく、隣接する4番街区にも跨った大規模なものです。「田村町」はこのあたりの旧町名ですが、こんなところに使われるものなんですね。

 

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まだ一部建物が残っている4番街区。再開発によって街区が統合される場合は1番か4番どちらかは廃止されます。

 

ストリートビューでは現在も工事前の様子が見られます。この通りは時々使う東京駅と等々力を結ぶ東急バスの東98系統が通っているので、車窓から何気なく見ていたこのビルが一丁目1番だったこと、そしてもう無くなっていることに驚きました…。

1丁目1番地#57 港区新橋

サラリーマンの街と言われる新橋。ターミナルの新橋駅を中心にオフィスビルや飲食店が集積し、便利なだけでなく文化的にも興味深い地域です。近年近隣の汐留や虎ノ門などで再開発が盛んですが、この新橋でもニュー新橋ビル含む新橋西口一帯をはじめ、あちこちの再開発計画が動き始めています。

住所的には第一京浜の東側が東新橋第一京浜と日比谷通りの間が新橋、日比谷通りの西側から愛宕通りまでが西新橋とされています。

 

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新橋一丁目1は日比谷通りに面した都営三田線内幸町駅近くにあります。昨年11月に建て替えが完了したオフィスビル・日比谷ビルディングの住所は「新橋1-1-1」。

 

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街区の東側は現在絶賛再開発中。かつては東電関連のビルが建っていたそうですが、NTT都市開発による新橋一丁目プロジェクトによって、再来年には27階建てのオフィスとホテルの複合ビルへと生まれ変わるようです。完成したらまた訪れたいですね。

1丁目1番地#56 港区東新橋

新橋駅の東側、再開発が進み高層ビルが立ち並ぶ「汐留」と呼ばれる地区の住所が港区東新橋です。

 

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中央通りが昭和通りと交差し、第一京浜へと名前を変える交差点の南東側に東新橋一丁目1があります。写真右側のビルはヤクルト本社

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ほとんど再開発されている汐留地区ですが、この街区は中層ビルや低層の飲食店なども密集した一角になっています。

1丁目1番地#55 港区三田

慶應義塾のお膝元、港区三田。行政町名としては一丁目から五丁目まで広い町域を持ち、最寄り駅も場所によって三田駅だけでなく赤羽橋、麻布十番白金高輪泉岳寺などさまざまです。

 

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三田一丁目1は町域の北西端で、麻布十番駅のすぐ東側に位置します。写真奥の高層マンションをはじめ、このあたりのビルやマンションには最寄り駅の麻布十番の名が付けられていることが多いようです。

 

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古川の一之橋東詰から始まる三田一丁目1番を、対岸にあたる西詰・麻布十番駅前の一の橋交差点側から見た構図です。奥の首都高の高架は都心環状線目黒線が分岐する一ノ橋JCT*1で、ジャンクションの三角形の真下も三田一丁目1の一部になっています。

*1:「の」「ノ」「之」の表記揺れはそれぞれ交差点名、橋名、首都高の看板に合わせた

1丁目1番地#54 港区麻布十番

港区麻布十番。隣接する元麻布南麻布などの閑静な高台の住宅地に対してこちらは低地にあたり、麻布十番商店街をはじめお店が多い賑やかな地域です。

 

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麻布十番一丁目1は町域の北端、区立麻布図書館の近くにあります。奥の道路は首都高都心環状線が架かる麻布通り。

 

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永坂側から新一の橋方面を望みます。古川橋から一の橋・飯倉片町を通ってまで谷町まで至るこの道路に「麻布通り」と名付けられたのは最近のことだそう。「青山通り」や「外苑西通り」などに比べると、まだそんなに聞かないかもしれません。

1丁目1番地#53 大阪市中央区内淡路町

淡路町から東横堀川を挟んで東側にある中央区内淡路町淡路町より内側=大阪城近い側ということで、周辺には同様に本町・内本町や平野町・内平野町などの町名もあります。

 

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内淡路町一丁目1は大手通一丁目1から隣接こそしていないもののすぐ北側の近くにあります。

写真奥の通りは谷町筋で、住所も谷町になります。道路を町境にしている地域が多い中、このあたりは通りを中心として道路両側が同じ町になるようになっているため、区画の途中で町名が変わる箇所が多く見られます。

船場周辺では東西方向の通が中心になっていることがほとんどですが、この谷町の町域は南北方向の谷町筋が中心のため、横道に入って少し奥に町境があります。