神奈川県
浜松町といえば東京の港区浜松町が有名ですが、横浜にも浜松町があります。 それが横浜駅から相鉄線で2駅目、西横浜駅の近くにある横浜市西区浜松町です。丁目のない小さな町で、町域は線路・藤棚浦舟通り・水道道に挟まれた三角形のような形をしています。…
JR京浜東北線で横浜駅の一つ手前、東神奈川。横浜線も当駅が起点となっていて、一部の直通列車以外は横浜まで行かずにこの東神奈川で折り返してしまうため、「横浜駅に行かない横浜線」という冗談が言われることもあります。またすぐ近くにあるものの長らく…
「神奈川」で挟まれた住所が特徴的な、神奈川県横浜市神奈川区。 東海道の宿場町として栄えた神奈川宿周辺を中心とした地域です。 かつて江戸幕府は米国から神奈川の開港を求められたものの、外国人と日本人との接触を避けたいという思惑から、東海道の宿場…
(2018年訪問) 小田急小田原線で本厚木と伊勢原の間にある愛甲石田駅。厚木市と伊勢原市の市境にあり、厚木市側の「愛甲」と伊勢原市側の「石田」という2つの地名が複合された駅名になっています。(開業当時はまだ厚木市や伊勢原市はなかったようですが) そん…
鎌倉市御成町(おなりまち)は鎌倉駅の西側の地域です。明治から昭和初期にかけて鎌倉御用邸があったことに由来し、住居表示実施の際に生まれた鎌倉では新しい地名です。鎌倉市役所や鎌倉市中央図書館などがあり、現在の鎌倉の行政の中心となっています。 御成…
(2018年訪問) 横浜・川崎・藤沢・小田原など、個性豊かな都市が多い神奈川県。中でも忘れてはならないのが、言わずと知れた古都鎌倉です。 鎌倉市大町も鎌倉幕府によって整備された大町大路が由来となっている、歴史ある地名です。当時大町大路沿いには町屋…
(2018年訪問) 芦名の北側にあるのが横須賀市秋谷(あきや)です。自然の美しい海岸線が残っている秋谷海岸は、別荘やリゾートマンションなどで人気となっています。特に海岸に突き出た巨岩は「秋谷の立石」として知られ、江戸時代に安藤広重が浮世絵にも描いた…
(2018年訪問) 三浦半島の中央部を占める横須賀市。軍港都市として知られ、神奈川県では横浜市の次に市制施行された歴史ある重要な都市です。 その横須賀市西部の相模湾に面した地域の一つが芦名です。鎌倉時代には芦名城という城もあったそうで、かなり古く…
川崎駅の東口で降りると塩浜営業所行きのバスがよく見られますが、その塩浜営業所があるのが川崎区塩浜です。ちなみに川崎市バスと臨港バスにそれぞれ塩浜営業所があり、違う場所にあるため紛らわしいかもしれません。また京浜工業地帯における鉄道貨物の要…
日ノ出は全国的に多く見られる地名で、首都圏だけでも東京の西多摩にある日の出町やゆりかもめの日の出駅、横浜市の野毛近くにある日ノ出町などたくさんあります。 そして、ここ川崎にも日ノ出という町名があります。東は川崎貨物駅、西は産業道路に接し、南…
(2018年訪問) 江川のすぐ南、京急大師線大師橋駅から小島新田駅にかけての線路南側の地域が川崎区田町(たまち)です。ちなみに同じ川崎区内には東田町という町名もありますが、「ひがしだちょう」と読み川崎駅の近くにあるので、この田町の東側にあるわけでは…
(2018年訪問) 川崎区江川は京急大師線大師橋駅から小島新田駅間の線路北側の地域です。 江川一丁目1番は大師河原交差点角、大師橋駅のすぐ近くにあり、全域が駅前駐輪場の敷地になっています。大師橋駅はつい最近まで「産業道路」という駅名で、2019年に地下…
(2018年訪問) 小島町は夜光と同じく陸続きの中では川崎区の東端にある町の一つで、運河に面していてほぼ全域が工場用地になっています。なお京急大師線の小島新田駅は川崎貨物駅を越えた先にあり、住所も川崎市川崎区田町です。 小島町は丁目がないので、小…
(2018年訪問) 川崎市の東の端にある川崎区。その中でもさらに東側の臨海部にあるのが川崎市川崎区夜光です。これより東にある千鳥町や扇島などの埋立地は、四方を運河に囲まれ島のようになっているため、陸続きになっている中では夜光は最も東側にある地域の…
(2018年訪問) 東横線の線路の西側は港北区綱島西です。西側でも綱島公園や綱島市民の森がある高台周辺は綱島台という別の町名になっていて、綱島西はそれを包みこむような形になっています。 綱島西一丁目1番は綱島駅の駅舎がある街区です。 綱島東1-1にはあ…
(2018年訪問) 東急東横線の急行停車駅、綱島。駅周辺は東横線の線路を境に東側が綱島東、西側が綱島西という町名になっています。 横浜市港北区綱島東は駅東側、バスターミナルがある側に広がっています。四丁目では2011年に閉鎖されたパナソニックの事業所…
神奈川県綾瀬市の南部、東海道新幹線が通る落合。新幹線の線路を境に「落合北」と「落合南」に分かれています。 落合北一丁目1は県道42号と県道45号が交わる早川交差点南東側に位置し、森永乳業グループの「エムケーチーズ」本社と工場があります。 街区表示…
藤沢本町駅と善行駅の中間に広がる藤沢市本藤沢。本町、藤沢、本藤沢とどれも中心地にふさわしい町名で、どこが本来の中心なのか分かりにくいですが、もともと広域な一つの大字だったようです。この地名の由来や変遷はまた今度詳しく調べてみたいと思います…
白旗一丁目1から国道467号を挟んだ反対側に藤沢市花の木1があります。丁目の設定はありません。 綺麗な地名の住宅街です。写真左側は藤沢バイパス。
藤沢本町駅北東側、住宅街が広がる藤沢市白旗。 源義経が祀られている白旗神社は、白旗一丁目1から藤沢バイパスを挟んで南側の藤沢市藤沢二丁目にあります。 都内で生まれ育った人間ですが、地図を読んで何回か訪れただけでもう神奈川の地理も把握した気にな…
境川の東側、藤沢市西富には藤沢宿の江戸見附があったそうです。一丁目1は藤沢橋と遊行寺橋の間に位置していて、境川を挟んで藤沢一丁目1があります。 藤沢宿の歴史などが展示されているふじさわ宿交流館(西富一丁目3)。散策前に勉強しても良し、散歩中に休…
本町に隣接する藤沢市藤沢もまた藤沢宿の中心地にあたります。藤沢宿の本陣や徳川家の御殿もあったということで、名前の通り藤沢の中核地域だったようです。 藤沢一丁目1は藤沢橋交差点の北側、旧東海道の国道467号と境川の間に位置します。街区の南端にある…
藤沢市本町は江ノ島線藤沢本町駅の南側に広がる地域です。旧東海道の藤沢宿の中心近くにあたり、町域内には藤沢宿の名所や旧跡が数多く見られます。ちなみに駅自体の所在地は本町三丁目から100mほど離れた藤沢三丁目になります。 国道467号と県道30号が交わ…