1丁目1番地#179 横浜市神奈川区東神奈川

JR京浜東北線で横浜駅の一つ手前、東神奈川。横浜線も当駅が起点となっていて、一部の直通列車以外は横浜まで行かずにこの東神奈川で折り返してしまうため、「横浜駅に行かない横浜線」という冗談が言われることもあります。またすぐ近くにあるものの長らく駅名が異なっていた京急線の仲木戸駅は、2020年に京急東神奈川駅へと改称されました。

駅周辺には神奈川区総合庁舎や神奈川簡易裁判所、神奈川公会堂など行政・公共施設が集積しています。西口前にそびえたつ大きいイオン、マルエツにビッグヨーサンなどスーパーも多く生活に便利そうな街です。

町名としては、駅西側の目の前を通っている国道1号(第二京浜)を境界として道路より東側が神奈川区東神奈川、西側が西神奈川となっています。その他駅周辺には神奈川、神奈川本町、二ツ谷町、富家町などさまざまな町名が見られます。

東神奈川一丁目1番地はJR東神奈川駅・京急東神奈川駅の南側ほど近いところで、立派な狛犬さまが目を引く熊野神社があります。平安時代に創建されたという歴史ある神社で、後三年の役の際には源義家も社参したといいます。

創建当初は南西に少し離れた現在の幸ヶ谷公園(神奈川区幸ケ谷)付近にあったそうですが、この幸ケ谷という地名も源義家が名付けたそうです。